ITSME

ちょいユル オヤジ

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

照柿 - 高村薫

M03176074-01.jpg


長編である。しかし、無駄はとことん削ぎ落とされている。
高村薫は久し振りなのだが、その表現はより硬質になり、リアリティを通り越して、別次元に入ってしまったようだ。
徹底した取材は今に始まったことではないが、今回のベアリング工場の熱処理工程など、知識の無い私にも充分過ぎる位通常の世界とは違った環境であることを納得させてくれる。ここでも、リアリズムを追求し、一線を超えて人間の混沌とした内面に踏み込んでいる。
この小説で発生する明確な「殺人」は1件だけだ。
意識が混濁した中で行われ、当人にはそれが殺人だったかどうだかもすぐに定かではなくなる。殺人には様々な背景があるのだろうが、寧ろこのように狂気の中で行われる行為であることにホッとしたりはしないだろうか。

高村薫のナイフは本当に切れる。心して読まないと大怪我をする。皆さんも気をつけて。

*Comment

楽しみ 

またまた楽しみができました。
さっそく読んでみます!!
izmyさんの紹介は、興味を誘うものがあって、つい本をかってしまいます。
  • posted by ねぎぼうず 
  • URL 
  • 2006.09/08 05:56分 
  • [Edit]

発刊当時 

読みましたー。
もう、内容忘れちゃってるくらい^^;

でも、覚えているのは、「色」かなぁ。照柿の「にび色」みたいな。
作品全体に、その色がずっと覆いかぶさっているみたいな印象だった覚えがあります。
  • posted by もち 
  • URL 
  • 2006.09/08 07:09分 
  • [Edit]

宣伝費貰えるかな (^_^;; 

そう言って戴けるとなんだか嬉しいですね。>ねぎぼうずさん
  • posted by izmy 
  • URL 
  • 2006.09/08 10:33分 
  • [Edit]

色ですね 

タイトルにある位だから、要素としては重要ですね。あと、予備知識としては、大阪の「あの」異常な夏の暑さを知っているとプラスになりますね。少なくともキレてしまいそうになるのは分かります。。。キレてしまいはしないけど。
  • posted by izmy 
  • URL 
  • 2006.09/08 10:36分 
  • [Edit]

読んでみようかな 

高村薫はまだ読んだこと無い。izmyちゃんの一押しだから読んでみようかな。しかし大阪も京都も奈良も暑いよねー。あの湿気の海の中を掻き分けて泳ぐような暑さ・・・思い出してしまいました。
  • posted by YAZ 
  • URL 
  • 2006.09/10 02:58分 
  • [Edit]

少なくとも 

ハズレじゃないと思いますよ。
スピード感溢れる展開は期待されると困りますけど。
  • posted by izmy 
  • URL 
  • 2006.09/10 16:04分 
  • [Edit]

かってきました 

照柿、文庫本上下巻買ってきました!
では、さっそく…。
  • posted by ねぎぼうず 
  • URL 
  • 2006.09/10 21:34分 
  • [Edit]

読後感 

ねぎぼうずさんなりの、感想を聞かせてくださいね。
  • posted by izmy 
  • URL 
  • 2006.09/10 21:40分 
  • [Edit]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

*Trackback

トラックバックURL
http://izmy.blog6.fc2.com/tb.php/336-8fad4f2c

左サイドMenu

profile

izmy

  • Author:izmy
  • banner2s.jpg
    コメント戴けると励みになります!?

calendar

recent entries

pull-down list

amazon

ブログ村

にほんブログ村 写真ブログへにほんブログ村 サッカーブログ ジュビロ磐田へ

access counter

map

Twitter on FC2

右サイドメニュー

search in this blog

caccia follows your mouse and

PopUp WikipediaⅡ enabled

Wikipedia

kinopono


archive by month

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。