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憑神- 浅田次郎

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つくづく稀代の作家なんだなと思う。ソウル出張のお伴をしてもらったのだけれど、良い読み物でした。

一つ。日本とは東洋の国である。なんで人間に悪さをする神様がいたりするんだ!「信仰の対象=神」なんとちゃうの?貧乏神→疫病神→死神、と立て続けに来ちゃうわけだが、まぁ2つ目まではいいわな。日本庶民の逞しさといいますかね。努力しない人は別として、努力した人だって須く報われるとは限らない。得てして、割りを食っちゃってる人だっていたりしますわな。そんな時、「けっ!とんだ貧乏神(or疫病神)に取り憑かれちまったい。」と愚痴り飛ばすしかないわけでありますね。懇切丁寧に浅田氏は、あちら(神さん)にもあちらの事情がありまして、などと説明を加えてくれます。結局、招かれざる神々にも妙に親近感が沸いてしまうわけですね。

一つ。幕末にあって、御徒士組の貧乏御家人の、これまた次男であるところの主人公 彦四郎。この設定だけで、まぁ穏やかならざる人生が待ち受けている訳です。武芸学問に秀でていて、真っすぐな人物なのですが、真っすぐ過ぎて上手く道理が通らない。にっちもさっちも行かず、偶然草むらからひょっこり顔を出した祠に手を合わせたのが運のツキ。相手は件の憑神セットのおわす「三巡稲荷」でありました。

一つ。憑かれてどうにも笑い飛ばせない最後の死神。先の二神からは逃れようとした彦四郎だが、この死神からは逃れようとせぬ。維新の息吹も、行く末も感じ取れる彦四郎だが、おのれは武士であろうとする。だが、武士として旧体制にしがみつくことを佳しとせず、何とか己が生き様を光り輝くものとすべく、死に場所を求めて死神と協議をするのだ。果たして、、、

人間は神よりも偉いのだ。。だって、神を造りたもうたのは人間様なのだから ;-p

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